
6月となり、梅雨入りして雨の日も多く、じめじめした暑さを感じるようになりました。あと少し経てば猛暑といわれる夏が到来するのでしょう。
現在と比較すれば4月、5月は案外過ごしやすかったなと思います。その一方で、5/20に母親が入院1ヶ月で他界したこともあり、公私多忙な時期でもありました。受験オフシーズンであることも幸いして何とか乗り越えることができました。
さて、ここからは塾の話をしようと思います。暑い夏が始まり、登校することさえ億劫な時期ですが、受験生にとっては非常に大事な時期となります。
各中学校でも説明があると思いますが、夏には多くの高校において学校見学が行われます。高校とはどのようなものなのか、校舎はこんな感じで、校内施設はこんな感じで・・・など、各高校の体育館等に集まって説明を聞くというものであり、受験生にとって、高校生になった自分をイメージするためには非常に役立つイベントです。
受験生の中には「きれいな校舎だからこの高校にする!」「制服がかわいいからこの高校がいい!」と、学校見学で志望校を決めるというお子さんも毎年多くいらっしゃいます。しかし、そのように思った際には一度立ち止まって考えてほしいことがあります。それは、「3年間通い続ける高校として考えていますか?」ということです。
校舎や制服ももちろん大事かもしれませんが、それが高校のすべてではありません。「学習環境は整っているかな?」「現役で高校に通っている先輩たち、先生方の雰囲気はどんな感じかな?」なども非常に重要な視点です。
また、一つの高校を訪ねるだけでなく色々な高校を訪ねることが大切です。もしかすると、もっと自分に合った高校が見つかるかもしれません。ぜひ、積極的にいろいろな高校の学校見学に行ってみてください。今の時期は、少し背伸びをした目標を立てても良いと思います。
そして、目標が決まった後、夏期講習を通してその目標に向かった学力を身に付けることが大切です。
この夏は体調管理に気を付けながら、たくさん勉強して、たくさん成長しましょう!